NHK「新プロジェクトX」で『はだしのゲン』海外版が出るまでの物語を特集!日米の壁があるなか、状況を変えたのは
7/17(木) 17:00 マグミクス
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1619af05c7ac24b501661928d1b410c767ebbc8
『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の「アメリカに渡った漫画〜『はだしのゲン』〜」サムネイル (C)NHK
若き翻訳チームリーダーの物語
NHKの人気番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の新シリーズ『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜』にて、中沢啓治さんの名作マンガ『はだしのゲン』にまつわる物語が特集されることが発表されました。
旧シリーズでは黒四ダムや青函トンネルなどの巨大建設工事、VHSや国産乗用車などの製品開発、あさま山荘事件の舞台裏など、日本の産業史、現代史に残るプロジェクトに関わった人びとを描いていたのに対し、『新プロジェクトX』ではバブル崩壊以降の「失われた時代」が主戦場となります。どんな時代にも挑戦者は必ずいる、人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある、そういった情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリーです。
NHK総合で7月26日(土)午後8時から放送される『新プロジェクトX』では、戦後80年プロジェクトとして、「アメリカに渡った漫画〜『はだしのゲン』〜」が放送されます。
日本のマンガが世界でほとんど知られていなかった1970年代、アメリカに渡ったのが異色のマンガ『はだしのゲン』でした。原爆が投下された広島で、被爆した少年「中岡元(ゲン)」がたくましく生きる姿を描いた物語は、現在25以上の言語に翻訳され、英語版は累計11万部を突破しています。
最初に英語版を手がけたのは、素人だらけの翻訳集団、リーダーは当時26歳だった青年でした。人生に迷い、「憧れのアメリカ」に飛び込んだものの、そこで直面したのは、原爆投下の是非をめぐる日本とアメリカの壁です。認識の違いによる反発や心ない言葉に追い詰められました。
しかし、ある伝説の老人との出会いが運命を変えます。戦後80年、『新プロジェクトX』で届けられるのは、「平和の漫画」が静かに広がっていく奇跡の物語です。
【出演者】
<ゲスト>
大嶋賢洋さん:『はだしのゲン』の翻訳に挑んだ「プロジェクト・ゲン」を創設
アラン・グリースンさん:「プロジェクト・ゲン」のメンバー、翻訳者
浅妻南海江さん:「プロジェクト・ゲン」の活動に加わり、英訳版全巻完成へ導いた
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)