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堺正章が語る人気ドラマ「西遊記」打ち切りの真相「天竺に着く前に終わった…」
タレントの堺正章が2日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」に出演。自身が主演し大ヒットした日テレ系ドラマ「西遊記」(1978年)、「西遊記2」(79年)の秘話を語った。
スタッフからの質問コーナーで「西遊記 製作費が当時10億と聞いたが本当か」と聞かれた時のこと。
堺は「そんなに(ギャラは)もらってないですけどねえ…」とトボけつつも、「相当なスケール感でやってましたよ。中国ロケとかそういうの含めると結構な。今で言うと30億ぐらいの」と明かした。
MCの浜田雅功から「主役で孫悟空が来たときはどうやったんですか?」と質問されると、堺は「猿をやれって言われて? なんでも行きますよ、僕。人間以外だって」とニヤリ。
続けて「他のキャスト見たら西田敏行でしょ、夏目雅子さんでしょ、で、岸部四郎。このメンバーだったらおもしろいもの出来んじゃないの?って言って、二つ返事でした。大変でしたけどね、撮影は」と回想した。
浜田から「西田さんと(左)とん平さん代わったじゃないですか」と、「2」で猪八戒役が交代になった件についてツッコまれると、
堺は「とん平さんに代わって、一生懸命やってくださって、そこに藤村俊二さんが来て、次の回をやったんですけど、やっぱり前の方がテンポもいいし、アドリブ合戦も面白かったんでしょうね。だんだんだんだん、人気ってのが落ちてきて、結局天竺に着く前に終わってしまった」と振り返った。
さらに堺は「これが困ったんですよ。いまだに行ってないんだよ、まだ」と苦笑い。浜田は「おもろいなあ。何のために旅してたんや」と大ウケだった。