8月26日、バラエティ番組『日本ダ・ダ・ダ大移動』(日本テレビ系)が放送された。「この夏休み中、日本人はどこへ行ったのか?」と題して、47都道府県の県外からの観光客が、前年比でどれほど伸びたかを上昇率でランキング化した企画がオンエアされた。しかし、その内容が物議を醸してしまった。
「同番組は、MCを満島真之介さん、阿川佐和子さんが務めました。好奇心旺盛な2人が初めてタッグを組み、有名な観光地から、あまり知られていない穴場まで、さまざまな日本のスポットを紹介し、クイズ形式でランキングを発表しました」(テレビ局関係者)
スタジオには、日本テレビの水卜麻美アナウンサーや、芸人の山里亮太、タレントの石原良純など豪華メンバーが登場し、予想合戦を繰り広げた。しかし、今回、その番組のコンセプトに疑念が集まったようだ。
「番組が位置情報のデータを調査するにあたり、NTTドコモが全面協力しました。国内携帯電話約9100万台の位置情報データを分析し、その結果を元にランキング化したのです。ただ、その位置情報の取得方法について、SNSでは疑問の声が寄せられました」(前出・テレビ局関係者)
実際、放送が開始されると、Xには疑問を持った視聴者が続出。
《「携帯電話9100万台の位置情報で解析」って怖》https://news.livedoor.com/article/detail/29453558/
《すごい気持ち悪い。なんでテレビ局が位置情報わかるの?》
《その位置情報どこから取得したの!?》
“位置情報を取得する” という前代未聞の企画に、恐怖すら覚えたようだ。