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奥田民生&吉川晃司 武道館で1万8000人沸かす「東京ドームくらいやろうよ」活動継続に意欲も
奥田民生(60)と吉川晃司(60)の期間限定ユニット「Ooochie Koochie(オーチーコーチー)」が11、12の両日、日本武道館で全国ツアーの最終公演を行った。
奥田が所属するロックバンド・ユニコーンの「Maybe Blue」や吉川の「LA VIE EN ROSE」などを互いにカバーし、2日間で1万8000人を熱狂させた。
同じ1965年生まれで、広島出身の2人。広島弁で軽快なトークを繰り広げ、吉川は「わし、ツッコミだけでいいじゃろか?」とおどけた。
奥田は「面白いコンビができましたよ」と手応えを口にしつつ、吉川を「あなたは他にもコンビがあるから…あっちの方が大変じゃん」とイジるなど息の合ったところを見せた。
10代からお互いを意識し、ともにトップミュージシャンとなって80年代以降のロックシーンをけん引してきた。
武道館は、吉川が「COMPLEX」時代を含め41回目、奥田は「ユニコーン」のライブを含め39回目となる。
初めて2人がステージでコラボしたのは2017年。それから8年。ついに“聖地”に立った。
奥田は輝く赤、吉川はゴールドのジャケット姿。ユニットのオリジナル曲「おちこち」で幕を開けた。
大胆ながら息の合った演奏で、ギターをかきならした。ABBAの「Dancing Queen」など、同い年の2人にとってなじみの深い洋楽もカバー。
今後について、奥田は「またなんかあったら(やりたい)ね。60歳だからできるんだよね。0歳と一緒なんだよ」と語り、活動継続に意欲。
吉川も「Ooochie Koochieでも東京ドームくらいやろうよ。(0歳のように)甘えさせてもらって、やらせてもらってる。ありがとうございます」と話し、会場は大歓声となった。
アンコールでは奥田の名曲「さすらい」と、吉川のユニット曲「Juicy Jungle」を披露し、最高潮の熱気でフィナーレを迎えた。大みそかには地元・広島で追加公演が行われる。