「典型的なヒアルロン酸顔」美容整形依存だった元HKTアイドル・兒玉遥(GOETHE)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6360e459ccdd97b771f81e2885df532bfc058d2e
9/22(月) 16:30配信
美容整形依存から抜け出した回復のきっかけ
15歳でHKT48のセンターとしてデビュー。21歳で躁うつ病と診断され2年間の療養を経て、2019年に女優として芸能界に復帰した兒玉遥さん。
アイドル時代の過酷なダイエットの反動で過食に陥り、「自分は人前に出られる顔でない」と思い込み美容整形にも依存。総額1000万円を投入したことも、エッセイ『1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日』で明かしている。
しかし回復期、美容整形に行った際に、担当医師に「典型的なヒアルロン酸を入れている顔になっているから、元に戻してはどうか」と言われ、これまで理想の顔に近づけるために、鼻や顎に入れていたヒアルロン酸を溶かす覚悟を決めた。さらに過食で20kg増えた体重も、運動と食事で見事に元に戻したという。
依存から抜け出す勇気が、次の一歩につながった。
「足るを知る」という心の整え方
不安があると人は何かに依存してしまう。美容整形だけでなく、アルコールやギャンブルなど、他者から評価されがちな一般社会で働くビジネスパーソンも同じリスクを抱えている。
一度、依存症に陥ってしまうと抜け出すのは難しい。依存を断ち切るために、いったいどのようなことを行ったのだろう。
「常に意識しているのは『足るを知る』という言葉。仏教におけるブッダの教えですが、すごく腑に落ちました。足りないものに目を向けるのではなく、今持っているものに満足しようという考え方です。
私の愛読書に『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎著)という本があるのですが、そこでも健康な身体があるだけで幸せですよね、ということが書かれています。なんで人ってこんなに悩んでしまうのか、優しい言葉で説かれていてすごく好きな本です。
そういう考え方を持っておくと、たとえ不安になる日でも、なにかを強烈に求めてしまう日も、一呼吸してぼーっとしてみれば、幸せを感じられるようになる。
本を読むことで気分が落ち着くこともありますね。最近は瀬戸内寂聴さんの本を読み始めています。別に愛に悩んでいるわけではありませんが(笑)」
次ページは:「落ち込んでいる自分は偉い」と思う(略)
TEXT=安井桃子
PHOTOGRAPH=彦坂栄治
STYLING=角田かおる
HAIR&MAKE-UP=菅井彩佳
※全文はソースで↓
https://goetheweb.jp/person/article/20250921-haruka-kodama-3