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10月4日は「8時だョ!全員集合」の放送開始日! 最高視聴率50.5%の伝説的バラエティ番組
「10月4日」。今日は何の日でしょう?答えは「8時だョ!全員集合」が放送開始された日です。
2024年に結成60周年を迎えたザ・ドリフターズが主演のバラエティ番組で、最高視聴率は驚異の50.5%を記録しました。
1985(昭和60)年には惜しまれながらも放送終了しました。2025年4月には一夜限りの復活を遂げるなど、終了から40年経った今なお愛され続ける伝説的存在です。
伝説のコントに令和の親子も大爆笑!
1969(昭和44)年10月4日、TBS系列でザ・ドリフターズ主演のコント番組「8時だョ!全員集合」が放送開始に。毎週土曜日午後8時スタートのお笑いバラエティ番組として、約16年間で全803回放送されました。
ザ・ドリフターズは1964年に、いかりや長介、加藤茶、高木ブー、荒井注、仲本工事の5人で音楽バンドとして結成されました。ミュージシャンとしての活動だけにとどまらず、コメディアンとしても人気を博し、活躍の場を広げていきました。1974年には荒井注が脱退し、新メンバーとして志村けんが加入しました。
「8時だョ!全員集合」は、日本各地の公民館やホール、体育館などを会場にして、大規模なセットをステージ上に組み、観客を入れての1時間の生放送でした。
天井から「金たらい」が落ちてくるお決まりのシーンや、突然セットがピンクの照明に彩られ、下着姿になった加藤茶が「ちょっとだけよ~」というエッチな場面、軽快な曲に合わせて踊るヒゲダンスなどなど、今でも語り継がれる名物シーンが数多く誕生しました。
現在も活躍する大人気女優やアイドルがゲスト出演
アドリブが多く生放送のため、時折度が過ぎる場面やハプニングもあり、子供といっしょに見ていた親から苦情電話がかかってきたことも少なくなかったそう。
裏を返せば、それだけ番組を見ている人が多かったということでもあります。その証拠に1973年4月には、日本のバラエティ番組史上最高視聴率50.5%の記録を打ちたてました。
他にも、ザ・ドリフターズのメンバーが少年少女合唱団に扮するコーナーやマット運動のコーナーなど、松田聖子や八代亜紀などの名だたる実力派歌手や人気アイドルの豪華ゲストたちが体を張って挑戦したコーナーもみどころの1つでした。
出演者全員がステージ上に並び「いい湯だな」の軽快な曲と共に「風邪ひくなよ~!お風呂入れよ~!頭洗えよ~!歯みがけよ~!宿題やれよ~!また来週~!」という印象的なエンディングで、ああ、今日も終わったという達成感を味わったものです。
2025年4月6日には、TBSで「今夜復活!8時だョ!全員集合 ドリフ伝説コント20連発!」が放送されました。当時リアルタイムで番組を見ていた子供たちは現在50~60代。
変わることのない懐かしい昭和のお笑いに、令和の家族たちも大爆笑だったことでしょう!