『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』35周年。友情を破壊するほど白熱した4人対戦の魔力。いまなお愛され続けるハチャメチャ対戦アクション【今日は何の日?】
10/12(日) 0:00 ファミ通.com
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(写真: ファミ通.com)
■ 何でもアリなルールがとにかく熱い
公式サイトによれば1990年(平成2年)10月12日は、ファミリーコンピュータ用ソフト『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』が発売された日。本日で発売から35周年を迎えた。
『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』は、テクノスジャパン(当時)から発売された対戦アクションゲーム。熱血硬派な不良、“くにおくん”を主人公とした『くにおくん』シリーズから派生した『ダウンタウン熱血物語』に続く続編だ。“大運動会”をテーマに4つの競技で競い合う。
シリーズの中でもとくに人気が高い作品のひとつで、小さいころ家族や友だちと夢中になって対戦したなんて人も多いんじゃないかな。ファミコン時代としては珍しく4人まで対戦できたため、3人以上の兄弟でもあぶれず遊べたのがうれしいところだ。
前作『ダウンタウン熱血物語』で悪事を働いた冷峰学園の生徒会長、やまだの代わりに新生徒会長となった“とうどう(藤堂)”は、他校に詫びる名目で大運動会を企画。しかし、藤堂の真の目的は運動会を通じて冷峰学園以外の学校を潰すことだった……というのが本作のストーリー。
プレイヤーは主人公のくにお率いる熱血高校チームを操り、ライバルの“りき”が率いる花園高校チーム、“ごうだ(豪田)”がまとめる複数高校の連合チーム、そして藤堂のいる冷峰学園チームの全4チームで得点を競い合うことになる。
競技は街中を駆け巡る障害物レースの“クロスカントリー”、さまざまなトラップが仕掛けられた部屋を順にクリアーする“障害部屋競争”、棒によじ登って玉を割る“棒の上の玉割り競争”、屋上リングでバトルロイヤルで戦う“勝ち抜き格闘”と4種類。「運動会?」と思うようなハチャメチャな内容ながら絶妙なバランス(?)になっていて、日本中で激アツなバトルがくり広げられた。
冷峰学園の“りゅういち・りゅうじ兄弟”が強すぎて理不尽だったり、熱血高校の“いちじょう”が逆に弱すぎたりと、チーム選択から争奪戦が始まるなんてこともあったが……しかし、どの選手をどの競技に出場させるかという監督的な采配が非常に重要なポイントになっていた。競技ごとの特性を見極め「適材適所」で選手を選び戦っていくのが非常におもしろかったんじゃないかな。
序盤は協力するふりをして共闘するも終盤になると平気で友だちを突き落とすなど、みんながすぐ裏切るのでリアルファイトに発展するなんてこともあったはず。勝敗よりも誰をどれだけ妨害するかに熱中してしまうのは、当時の協力・対戦プレイあるあるだった。
本来2チーム1組で共闘が確定している玉割り競争なのに、仲間も殴り合い続けて3人が失格になり最終的にひとりしか残っていないなんてこともよくあったんじゃないかな。
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