【謝罪】敗戦の朝倉未来、「派手に散りました」「一旦、引退させていただきます」

　7月28日（日）にさいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN.3』にて、因縁の相手、平本蓮（剛毅會）にKO負けを喫した朝倉未来（JTT）が29日に自身のYouTubeを更新。自分の勝利を期待したファンに謝罪すると「派手に散りました」と振り返り、改めて引退の意思を語った。　朝倉は試合で鋭いミドル、カーフを平本に繰り出すも、平本の左フックをもらいグラつく。さらに追撃の左でダウン、続くパウンド連打で1R2分18秒のTKO負け。試合後インタビューを欠席し29日、SNSで「自分が戦うのは一旦終わり」と引退を示唆していた。

朝倉は「昨日は試合お疲れ様でした。たくさんの応援ありがとうございました。初めて4万人の会場を見ることができて感動しました。期待に添えず、すみません」と感謝とともに謝罪。

そして「派手に散りましたね。結構清々しい気持ちというか。もちろん悔しいですけど、派手にいったなって感じです。」と笑顔まじりに試合を振り返った。

さらに「格闘技を一旦、引退させていただきます。」と改めて引退を明言。続けて「最後の試合がこんなに盛り上がって、初めての景色も見れたことを嬉しく思うし、新時代に突入したと思う」と、自分に勝利した平本を始め、現フェザー級王者の鈴木千裕などの次世代の台頭を素直に喜んだ。

「格闘技が人生だった」と語る朝倉。今後は選手としては一線を退くも、格闘技が好きなので練習は続けるし、JTTに所属する将来有望な若手選手や、これからUFCに参戦する弟・海らのサポートを行うと、今後も格闘技界に貢献する意志があることを語った。

現役続行を除く声が多く聞こえる中、キッパリと引退を決断した理由を「性格上、中途半端な感じで続けるのは好きじゃない。しっかりと考えて出した答え」と語った朝倉。しかし、「一旦」と言う表現を使っていることから、期間をおいて再びリングに上がる日が来るかもしれない。今後の朝倉の動向を注視したい。

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