【芸能】鬼越トマホーク、お笑い界が抱える“養成所”の問題を提起「大学お笑いが無双状態」「こぞって賞レースを目指す」
【芸能】鬼越トマホーク、お笑い界が抱える“養成所”の問題を提起「大学お笑いが無双状態」「こぞって賞レースを目指す」
同番組は、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる、反面教師バラエティー。
昨年4月、“高卒芸人”を代表して出演し、「大学お笑いサークル出身の芸人とスタッフがバラエティー界で勢力を拡大させている」と主張する“お笑い研究部”企画を行なうも、同年8月には令和ロマンがその“アンサー”的授業「令和ロマン“テレビ出ない発言”真相激白SP」を実施。鬼越トマホークが令和ロマンに論破される形で“大学お笑い戦争”は終結したはずだった。
あれから約1年、27日の放送で鬼越トマホークが提起したのは「東京NSC(吉本総合芸能学院)が“大学お笑い”に乗っ取られている!」という問題。実は金ちゃんの親戚が吉本興業の芸人養成所“東京NSC”を今春卒業したそうで、周囲には大学お笑いサークル出身者が多く、「大学も行っていないのにお笑いなんかやるなよ」といわれたと明かした。
そこで、番組が独自でアンケート調査をした最新データをひも解くと、2024年度の東京NSC在校生で大卒は54.5%を占めていることが判明。良ちゃんは「NSCに入るころには、大学お笑いの人たちはコンビを組んで、芸人として形ができあがっちゃっている」「だからアマチュア、芸歴0年目といいつつ養成所に大学お笑いが入って来ちゃうと、もう無双状態」と訴える。
「無双状態の何がダメなの?」とハライチ・澤部佑に問われると、「芸歴0年目なのに、明らかに“力”が違うわけですよ」と返し、金ちゃんも「これから伸びるかもしれない高卒の子が淘汰されていっちゃう」と同意していた。
また、鬼越トマホークの2人は、「大学お笑いは“クリエイティブ”とか、“頭よさそう”とかイメージを持たれているんですけど、大学お笑いから入ったやつが今、目指しているのは賞レースなんですよ」「お笑い界にもいろんな道はあるのに、一本化しちゃって危険な状態なんです」「大学お笑いやったなら、もっとクリエイティブにいろいろやっていいわけじゃないですか!」と、大学お笑い出身者がこぞってロジカルなネタを研究し、賞レースを目指している状況についても問題視する。
これには、大学お笑いサークル出身のママタルト・大鶴肥満も「大学お笑いは、受験が大好きなんで。勉強して答え合わせが出るのが好きなんですよ」と同意。その言葉に後押しされた良ちゃんは「(彼らは)芸能界というテストをやってるだけなんです!」とヒートアップしていた。