【芸能】芸能界のタブーに斬り込む!ナイツが関根勤を爆笑させた「なんでも鑑定団ネタ」とは
【芸能】芸能界のタブーに斬り込む!ナイツが関根勤を爆笑させた「なんでも鑑定団ネタ」とは
お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が8月17日、自身のYouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」を更新、「芸人に褒められて嬉しかったボケ」のベスト3を紹介した。
その第2位に入ったのが「石坂浩二さんのDVD」というネタ。どういうものかというと、塙がDVDを1枚取り出すと、相方の土屋伸之が「何のDVDなの?」と聞く。塙が「『なんでも鑑定団』のこれまで何十年の歴史の中の石坂浩二さんのトーク集」とボケると、土屋が「いや1枚に収まらないだろ。(オンエアでは)ちょっとしか喋ってないけど」と突っ込むというもの。
これは2016年、タレントの石坂浩二が22年の長きにわたって務めた「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の司会を降板したことがきっかけの時事ネタ。石坂が番組内で毎回滔々と披歴するうんちくや発言が極端に編集でカットされることから、石坂と番組プロデューサーが酒席で口論になり確執が生じ、結局番組を降りることになった。当時は「大物芸能人いじめ」「ハラスメント」と報じられたものだ。
塙によると、このネタはライブや独演会でやってもあまりウケなかったという。ところが、関根勤と小堺一機の番組で披露したところ大ウケ。関根は何度も手を叩き、「石坂さん…ひどいねあれ」と大爆笑したのだとか。塙は「関根さんだけが笑ってくれたのが本当に嬉しかったですね」と感謝して第2位に入れた。
「当時は『芸能界のタブー』ともちきりでしたからね。もっとも、このプロデューサーも番組を離れたそうで、19年4月30日放送回に石坂が再登場すると、『発言がカットされてない』といった驚きの声があがったものです」(プロダクション関係者)
今では懐かしい騒動だけに、「石坂浩二のDVD」でニヤリとする人は相当のお笑いツウだろう。
(所ひで/YouTubeライター)