【芸能】『だれかtoなかい』&『ワイドナショー』“来春W終了”をフジテレビに直撃 視聴率低迷、消えていく“松本人志発”番組
【芸能】『だれかtoなかい』&『ワイドナショー』“来春W終了”をフジテレビに直撃 視聴率低迷、消えていく“松本人志発”番組
(略)
現在、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視しているが、二宮の初MC回となった2月4日の『だれかtoなかい』のコア視聴率6.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)という超高視聴率を記録。二宮の最後の出演となった3月31日もコア4.3%と非常に高かった。
「しかし、二宮さんは多忙で、裏番組、日曜劇場『*ペアン』(TBS系/7月期)の撮影も控えていたことから短期間でMCを卒業しましたよね。
後任となったムロさんの穏やかで優しいMCぶりは番組ファンからは評判は良かったのですが、やはり“中居×二宮”に比べると特別感が薄れて視聴者も離れてしまったのか、数字が下降。関係者の間では“二宮さんMC時代はバブルだった”とも話されていました」(同)
■フジテレビに問い合わせると――
『だれかtoなかい』はムロのMC就任後、5月19日のコア視聴率が1.8%、6月16日はコア2.4%と、数字が取れない日々が続いた。
同時間帯は25年3月に終了すると報じられている『行列のできる相談所』(日本テレビ系)と、『日曜劇場』(TBS系)が裏で放送されている激戦区だが、6月16日は『行列』のコア視聴率は4.6%。長谷川博己(47)主演の日曜劇場ドラマ『アンチヒーロー』の最終回が3.8%と、『だれかtoなかい』(2.4%)は大敗を喫したこともあった。
「視聴率が取れなくなったのも、終了する要因のひとつであるのは間違いないでしょう。『まつもtoなかい』は、松本さんの降板と同時に終わらせる手もあった。それが二宮さんのMCで一時的に延命に成功したけれど、やはり限界だったということではないでしょうか。
そもそものコンセプトが崩壊しているし、数字も厳しくなってきた。そのため、番組を続ける理由がない――となり終了することになったようです」(前出の民放キー局関係者)
『ワイドナショー』に関しても、同様の理由が言われているという。同番組は、東野幸治をMCに2013年10月に深夜枠でスタートし、16年10月から現在まで日曜朝10時枠で放送されている情報・ワイドショー番組。松本は開始当初からレギュラーコメンテーターを務めていたが、22年4月から隔週出演になり、23年3月に番組を卒業した。
「松本さんの『ワイドナショー』卒業の理由は『まつもtoなかい』に備えてだとされていますが、もう1つの理由としてモチベーションの低下も言われていました。23年3月の卒業回では、自身の番組内での発言を引用した、いわゆる“切り取り記事”の多さが嫌になってしまったと、本人が明言していましたよね。
確かに『ワイドナショー』は、松本さんがどんな発言をするのかが注目された番組で、だからこそネットニュースも盛り上がっていたところがあった。やはり、松本さんが降りた時点で、番組も役割を終えたところがあった感じですよね。すでに出演者サイドへの終了のお知らせもあったと聞こえてきています。視聴率も最近は絶不調でしたね」(前同)
12月8日放送の『ワイドナショー』は世帯3.3%、個人1.8%。一方で、真裏で放送されている、爆笑問題がMCの情報番組『サンデージャポン』(TBS系)は世帯10.4%、個人5.7%と、圧倒的な大差をつけられている。
小サイトは、フジテレビに『だれかtoなかい』と『ワイドナショー』の来春終了について問い合わせたところ、「期限までの回答は難しい」と返答があった。回答が届き次第、追記する。
お笑い界のカリスマ・松本がスタートさせた2つのフジテレビ番組は来春まで、ということになるようだ――。