【芸能】「家族にとって最大の敵」芸能界37年の勝俣州和が元客室乗務員妻のため「やめた趣味」

【芸能】「家族にとって最大の敵」芸能界37年の勝俣州和が元客室乗務員妻のため「やめた趣味」

勝俣州和さんが芸能界で37年間のキャリアを経て、家庭の大切さを再認識した姿勢に感銘を受けます。特に、元客室乗務員である妻のために趣味をやめる決断は、愛情深い行動の一つです。芸能界は忙しい世界ですが、家族との時間を大切にする姿勢に共感する人も多いはずです。

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取材中も元気な勝俣。11年からレギュラー出演する『旅サラダ』のオープニングでは誰よりも早く挨拶する特徴が(撮影:加治屋誠)

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勝俣州和(59)は私生活では2年間の交際を経て’02年10月に結婚。朝4時起きの勝俣は早朝デートを繰り返し、東京ディズニーランドシンデレラ城の前で「幸せになろうよ」とプロポーズした。決め手は何だったのか。

「結婚前、一緒に住んでいたときに大げんかをしたんです。次の日起きると家にいなくて『終わったな』と思った。そしたら机にノートが置いてあった。開けてみると彼女の反省点、これからの指針が何ページにも書いてあったんです。僕がふて寝している間に何時間も考えていた。『この人すげえ』って」

国際線の客室乗務員を務めていた彼女は専業主婦となった。

「妻は自分の幸せを俺に懸けている。その覚悟を受け止めなきゃいけないと思いました」

誕生日には年齢分のバラの花束をプレゼントし、30歳や40歳という節目には妻のよいところを年齢分つづったノートを渡した。

「“ありがとう”を書くんです。『カレーがとてもおいしい』とかね。これも元をたどれば、妻のおかげですよ。付き合ってるころから、交換日記をしていたんです。楽しかったこと、悔しかったこと、今考えてることなどを書き合っていた。すごく2人の関係に役立ちました。会話だと忘れてしまうけど、ノートだと一生残る。けんかをしたときも、過去の例を見ると解決法がわかる。人って、頭にくると汚い言葉を口にしてしまうけど、活字にすると冷静になれるんですよ」

結婚と同時に、芸能界の付き合いとして必要なゴルフをやめた。

「家族にとって、いちばんの敵だと思ったんです。休みの日に早朝から行かないといけないし、ふだんも練習に時間を取られる。子供からすると、ゴルフにお父さんを持っていかれる感覚になる。僕の親父は趣味のバイクをやめて、子供第一に考えてくれましたからね。その影響も大きかった」

’04年に娘、’09年に息子が誕生。妻と「すぐに答えを与えず、一緒に考える」と教育方針を決め、子供に反省ノートを書かせた。

「悪いことをしたときに何が間違っていたか考えさせるんです。的外れな反省だと、書き直しになります。妻が全部うまくやってくれるから、僕はよほどのことが起こらない限り、口出しはしません」

陰で支える妻の力もあって、勝俣は37年も芸能界で生きている――。

(取材・文:岡野誠)

(出典 news.nicovideo.jp)

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