【波紋】中居正広の実兄が語った“現在の心境”に賛否「そっとしておくのが優しさ」発言が物議

「俺からも全然連絡してないのよ」──フジテレビが設置した第三者委員会により元タレント・中居正広氏（52）の元女性アナウンサーに対する行為が“性暴力”と認定されてから数日後となる4月初頭の夜。田舎町のスーパーで働く中居氏の長兄・Aさんが、複雑な胸の内を明かした。

　中居氏と家族の絆は強い。中居家を知る地元関係者が語る。

「中居さんが芸能界デビューしてからも何度も家族旅行に行っていて、仲良し家族のイメージです。

　長男のAさんは、中居さんの5歳年上。中居さんが体調を崩したときに駆けつけるなど、面倒見のいいお兄さんです。ずっと地元のスーパーで働いていて、中居さんの兄であることはみんな知っている。でもそれを鼻にかけることはない、周囲に愛されるいい人ですよ」

　勤務先のスーパーから出てきたAさんに『NEWSポストセブン』取材班が声をかけると、Aさんは「遅くまで待って大変だったでしょう」と記者を気遣った。そして、タバコを吸いながら約30分間、取材に応じた。
　第三者委員会の発表については、把握しているという。Aさんは、「俺は何もわからないけど、やっぱりどうしても兄として、あれが本当にあったことだとは思えなくて……」と吐露し、三兄弟の末っ子が起こしたトラブルへの苦悩をにじませた。

──本人と連絡は？

「全く連絡取っていないんだ。あっでもメールはしたかな、騒動が起きてからかな。最後に連絡をとったのはメールで、『大丈夫か？　何か手伝うことがあればやるよ』と伝えたら、『大丈夫だよ』と返事があった。そのメールも数カ月前で、俺からも全然連絡してないのよ」

──ご家族で集まったりもなく？
「集まらないよ。俺たち外野がいろいろ言ってもね。本人がそのうち説明すると思うから。お母さんはすごく心配してる。『本人に電話しても返ってこない』って、俺に電話してくるくらいだから。でも、俺たちが騒いだって仕方ないって、俺も（母親に）言っているんだよ。

　ここに来て連絡をしなくなったのは、やっぱりある程度、距離を保ってるのかな、いろいろ心配されるのもストレスになるんじゃないかな。だから、外野が騒ぐことではないって、俺はみんなに言っているのよ、そっとしておくのも優しさじゃないかな」
──落ち着いたら、みんなで会う？

「落ち着くことはないでしょ……」

　中居氏は家族に対しても守秘義務を貫いているようで、Aさんは、今回のトラブルについて本人から何も聞いていないという。家族は心配しながらも、そっと見守ることしかできない──。

NEWSポストセブン

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