【経済】「50歳で独身」急増、「友人0人」半数以上…孤独迫る「ミドル・シニア未婚者」、なぜ若いうちに結婚しなかったのか?

【経済】「50歳で独身」急増、「友人0人」半数以上…孤独迫る「ミドル・シニア未婚者」、なぜ若いうちに結婚しなかったのか?

「50歳で独身」急増、「友人0人」半数以上…孤独迫る「ミドル・シニア未婚者」なぜ若いうちに結婚しなかったのか?
…人生の選択は多様化し、「結婚しない」という生き方を選ぶ人も増えています。特にミドル・シニア世代の未婚率は年々上昇し、いまや男性の約3割、女性の約2割…
(出典:)
ミドル・シニア層の未婚者問題は、単なる個人の選択に留まらず、社会全体の変化を反映しています。本記事を通して、孤独を感じる人々への理解や支援について考えるきっかけになればと思います。社会がどのように彼らをサポートできるのか、議論を深める必要があります。

1 デビルゾア ★ :2025/06/05(木) 00:10:48.74 ID:O+/0PMzI9

人生の選択は多様化し、「結婚しない」という生き方を選ぶ人も増えています。特にミドル・シニア世代の未婚率は年々上昇し、いまや男性の約3割、女性の約2割が生涯未婚となる時代。自由な生き方を選ぶ一方で、彼らが抱えるのは本当に「自由」だけなのでしょうか?

(中略)

多様化する価値観のなかで

そもそも結婚をしない人が増えています。国立社会保障・人口問題研究所によれば、2020(令和2)年の「50歳時の未婚率」は男性が28.3%、女性が17.8%で、年々増加する傾向が見られます。今後も結婚を希望する人が増えなければ、ミドル・シニアの未婚者はさらに増え、単身世帯が増えることが予想されます。

日本総合研究所の調査のなかで、ミドル・シニア未婚者に対して、若い頃、結婚や子どもを持つことへの希望を持っていたかを尋ねたところ、全体としては「結婚もしたくなく、子どももほしくなかった」(33.2%)が最も多く、「どちらともいえない」(29.1%)、「結婚をして子どもを持ちたかった」(28.2%)と続いています。結婚や子どもを持つことを希望していた人と希望していなかった人、どちらともいえない人が、それぞれおおよそ3分の1ずつ存在している状況です。

これまで結婚をしなかった理由を尋ねたところ、全体としては、「結婚したいと思える相手に出会えなかった」(42.8%)が最も多く、「1人の生活が好きだった」(25.3%)、「自分のための自由な時間がほしかった」(17.5%)と続いており、男女別で見てもこの傾向は変わりません。

ただし、住まい別に比べてみると、「1人の生活が好きだった」という回答は、(東京圏以外の)他地域在住が約2割程度であるのに対して、東京圏在住は約3割とやや多くなっています。結婚していない理由としては「よい出会いがなかった」という回答が多いものの、東京圏を中心に、1人の生活や自由な時間への優先度が高いがゆえに、結婚をしなかった人も少なくないことが分かります。

(中略)

孤独・孤立の予備軍…人間関係の希薄化

一方、ミドル・シニア未婚者の交流関係を見ると、人間関係が希薄化している様子も浮かび上がってきます。友人の数は、「年齢が10歳以上若い友人」は「0人」という回答が、男性では66.8%、女性では59.6%と約6~7割に上ります。「悩みごとを相談できる友人」は男性では「0人」という回答が50.4%と最も多くなっていますが、女性では、「2~3人」という回答が42.0%と最も多くなっています。

様々な相手と「共食(共に食事をすること)」する頻度を尋ねた設問では、「家族」について「毎日」を選択した人が最も多く約3割です。その他の相手については、「全くない」という回答が最も多く、「仕事の知り合い(職場の人除く)」は約6~7割、「学生時代の友人」「社会人になってからの友人」は約4~6割、「地域の人」は約9割に上ります。男女別に比べると、「学生時代の友人」「社会人になってからの友人」については、女性のほうが男性よりも「共食」をする相手がおり、頻度もやや高めである状況が窺えます。

以上から、年齢が10歳以上若い友人がいない人は男女ともに半数以上に上るものの、女性のほうが男性よりも悩みごとを話せる友人が多く、食事をする友人との共食の頻度が高いことが分かります。調査の対象者は皆仕事をしていますが、特に男性においては、働いていても人間関係が希薄であり、退職後の孤独・孤立の問題が生じることが懸念されます。

(全文およびグラフはこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/62403dbe2bd6ed07845882519950a6f151542824

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