【不起訴=無罪じゃない】佐野海舟代表復帰に反発拡大 JFAの選考基準に疑念

【不起訴=無罪じゃない】佐野海舟代表復帰に反発拡大 JFAの選考基準に疑念

佐野海舟の日本代表復帰をめぐる批判と倫理的議論が波紋を呼び、スポーツ界の再チャレンジの姿勢や倫理観が問われている。
佐野海舟のサムネイル
佐野 海舟(さの かいしゅう、2000年12月30日 - )は、プロサッカー選手。ブンデスリーガ・1.FSVマインツ05所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。日本代表。 岡山県津山市出身。実弟の佐野航大はプロサッカー選手(エールディヴィジ・NECナイメヘン所属)で同じく日本代表。…
22キロバイト (2,467 語) - 2025年6月3日 (火) 14:34
不起訴とはいえ、性加害の告発があった選手を代表に復帰させる判断は、どう考えても軽すぎる。

サッカー日本代表は社会的に影響力のある立場なのに、その責任感が見えない。
再チャレンジが大事なのはわかるけど、タイミングも選考理由も納得できない。

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日本代表MF佐野海舟の代表復帰が発表されると同時に、SNS上では強い批判と疑問の声が相次いだ。昨夏に性犯罪の告発を受けていた選手の代表選出は、倫理的観点やスポーツ界の姿勢を巡る議論を呼び、森保一監督の決定にも非難が集中している。

佐野は28日、自主トレーニング後の記者会見に臨み、「昨年の自分の行動によってたくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と深く頭を下げた。その上で「自分にできることを日々考え、サッカー面ではプレイ、行動、言動で自分が出せるものを出し続けていきたい」と語り、競技外でも「社会に貢献し続けたい」と決意を述べた。

森保監督は選出に対する批判を受けつつ、次のように説明した。「社会やサッカー界から葬り去るのかということに関しては、再チャレンジする道を家族としても与えることの方がいいのではないかということで、判断させていただきました」と語り、再起の機会を与える重要性を強調した。

また、日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは、今月23日の代表メンバー発表時に「当事者間での話し合いが成立していること」「本人が深く反省していること」「不起訴処分が下されたこと」という3点を理由に復帰を認めたと説明している。

しかし、ネット上では「倫理的にあり得ない」「子どもたちの見本にならない」といった声も多く、スポーツにおける「再チャレンジ」の在り方が改めて問われている。佐野の今後の言動とプレイ、そしてそれを取り巻くサッカー界の姿勢が、重大な関心を集め続けることは間違いない。
構成/ザ・ワールド編集部

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed94861d117f43541f6a7b6a178320612b69c1da

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