【音楽】ミセス大森元貴〝MV騒動〟で責任痛感 繊細な性格、持病悪化を心配する声
【音楽】ミセス大森元貴〝MV騒動〟で責任痛感 繊細な性格、持病悪化を心配する声
ミセスは12日に公開した新曲「コロン*」のミュージックビデオ(MV)をめぐって差別的な表現があるとSNSでの指摘が相次ぎ、13日に公開停止した。MVの初期構想を提案し、衣装なども監修した大森は声明で謝罪した。
14日に生出演したテレビ朝日系「ミュージックステーション」では「コロン*」の歌唱を取り止め、「青と夏」に切り替えた。精神的にギリギリだっただろう。歌唱後、深々と一礼し「歌を歌える環境に感謝です」と話した。17日放送のTBS系「CDTVライブ!ライブ!」への出演は見合わせた。
圧倒的な歌唱力で支持されるが、繊細な一面を持ち合わせている。1月には突発性難聴を公表した。
「かねて体調がすぐれないことがあり、音楽番組でも直前までスタッフら周囲と相談しながら出演可否を決めていたというほど繊細な性格で知られます。突発性難聴などによる体調不良で『歌を歌えなくなるかもしれない』と不安をこぼしたこともあったそうです」(テレビ局関係者)
突発性難聴は過度のストレスや疲労の蓄積、睡眠不足などが一因とされる。
「今回の騒動で大森さんは大きな責任を感じています。追い詰められており、病状の悪化が心配されています」(音楽関係者)
ミセスはヒット曲を送り出したが、2020年7月から1年8か月、活動休止している。その後、22年11月に「Soranji」、昨年4月に「ケセラセラ」などを発表してヒットした。
結成10周年の昨年、「ケセラセラ」で日本レコード大賞を初めて受賞。同年大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」に「ダンスホール」で初出場した。
今年はさらなる飛躍が期待されただけに、今回の騒動は大きな痛手。フロントマンの不安定な状態もあり、バンド活動の今後を危惧する声もある。果たしてどうなるか――。