【音楽】フジファブリック、2025年2月で活動休止へ 志村正彦さんとの日々「かけがえのない宝物」
【音楽】フジファブリック、2025年2月で活動休止へ 志村正彦さんとの日々「かけがえのない宝物」
7/3(水) 18:05
ロックバンド・フジファブリックが3日、公式サイトを更新し、2025年2月をもって活動を休止すると発表した。
「フジファブリックからの大切なお知らせ」とのタイトルで「この度フジファブリックは、2025年2月をもちまして、活動を休止させていただく事となりました。20周年イヤーが進む中、突然このような報告をさせていただくことをどうかお許しください」と報告、
続けて「2000年に志村正彦によって結成されたフジファブリックは2009年に大切な志村正彦を失いました。彼と共に歩んだ時間、共に育んだ思いや一緒に見た景色は、かけがえのない宝物だと思っています。その思いをメンバー3人が胸に刻み、フジファブリックという大切な場所を音楽を作り続けながら守っていくという覚悟を持って2011年に活動継続を決め、多くの方々に支えられながらこれまで歩んで参りました」と記した。
その上で「今年2月にリリースされた12枚目のアルバム「PORTRAIT」を制作中の2023年、金澤ダイスケより、自分のすべてをこのアルバムに注ぎ込み、20周年イヤーを全力で駆け抜け、その後バンドを脱退したいとの申し入れがありました。メンバー、スタッフ間で何度も話し合いを行いましたが、この20年間でバンドに対してすべてを出し尽くしたという金澤の意思は固く、バンドとしての活動継続は困難という判断に至り活動休止という決断をしました」と伝えた。
フジファブリックは2000年に志村正彦を中心に結成されたロックバンド。2004年にシングル「桜の季節」にてメジャーデビュー。2009年12月に志村が急逝し、以後は山内総一郎(Vo, G)、加藤慎一(B)、金澤ダイスケ(Key)にサポートメンバーを加えた形で活動している。代表曲に「若者のすべて」「夜明けのBEAT」「STAR」などがある。
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