2025/12/03 11:00
「先日のお別れ会に中居さんの姿はありませんでした。生前の長嶋さんとの交流を考えると、参列したい気持ちはやまやまだったはずですが……」(スポーツ紙記者)
今年6月に89歳で死去した長嶋茂雄さん。お別れ会が11月21日に執り行われた。
球界のみならず政財界、芸能界、さらには一般の来場者も合わせると約3万2千人が東京ドームを訪れたが、中居正広(53)が現れることはなかった。
「中居さんは野球に関する番組にいくつも出演してきて、長嶋さんともたびたび共演してきました。ですが弔問に行ったという話も聞いていませんし、きちんとお別れができていないのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
筋金入りの巨人ファンである中居。その交流は’88年に遡る。
「当時はSMAPが結成されたばかりで、中居さんは16歳。東京ドームで長嶋さんと初対面したといいます。中居さんはふだんの仕事の際は常に冷静ですが、長嶋さんの前では少年のような表情を見せることもありました。最愛の父である正志さんが野球好きだったこともあり、中居さんは幼いころから長嶋さんを敬愛していたのです」(テレビ局関係者)
正志さんは’15年に他界。その2年後、長嶋さんのリハビリ治療に中居が密着する番組が放送された。
「脳梗塞からの完全復活を目指していた長嶋さんは、かなりハードなリハビリを行っていました。中居さんがその原動力を長嶋さんに尋ねると、『僕はもう一度(サードを)守ってみたいんだよ』と話したそうです」(前出・テレビ局関係者)
中居は当時をこう振り返る。
《「もっと自分も志を持って日々を送らないといけないな」と考えさせられましたよね》(「週刊ベースボール」’18年4月16日号)
いっぽうの長嶋さんもまた、親子ほど年の離れた中居を常に気にかけていたという。
「長嶋さんは中居さんに会うことをいつも楽しみにしていました。SMAP解散後の共演時には中居さんに『大変じゃないの』『2人(中居と木村拓哉)は一緒にやるの?』などと声をかけたそうです」(前出・スポーツ紙記者)
長嶋さんの“親心”は最晩年まで続いていた。
「今年3月、日本で開催されたドジャースの開幕戦に際し、長嶋さんは大谷翔平選手(31)と対面していました。そのとき、長嶋さんは周囲のスタッフに『今日は彼は来ていないのか?』と中居さんの不在を不思議がっていたそうです。こういった取材の場には中居さんがいるのがお決まりでしたからね。
ただ中居さんはすでに引退していました。長嶋さんは一連の出来事を知らなかったのです。結果的にこれが長嶋さんの最後の公の場となりました」(前出・スポーツ紙記者)
スキャンダルを起こし、“人生の師”にもはや顔向けできないという思いなのかーー。中居の痛恨の思いは計り知れない。
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