中部電力 林社長が電気事業連合会の会長を辞任
中部電力が、浜岡原子力発電所の再稼働の前提となる審査で地震の想定を過小評価していた疑いがある問題を受けて、林欣吾社長は業界団体の「電気事業連合会」の会長を16日付けで辞任したことを明らかにしました。2年の任期を2か月余り残しての辞任となります。
中部電力の林社長は16日、電気事業連合会の会長として行った会見で、浜岡原発をめぐる問題について、「今回の事案は原子力事業の根幹をゆるがしかねない、極めて深刻なものと考えている。このような事案を発生させたことについて心より深くおわび申し上げる」と陳謝したうえで、16日付けで会長を辞任したことを明らかにしました。
辞任の理由については、「みずからが先頭に立って、原子力部門を中心に会社の解体的再構築を進めることに専念するため」と説明しています。
林氏はおととし4月、連合会の会長に就任し、2年の任期を2か月余り残しての辞任となります。
後任は、今後電力各社の社長と協議したうえで決めるとして、それまでの間は3人の副会長が職務を代行するとしています。
1952年に設立された電気事業連合会は、全国の大手電力会社10社が加盟する業界団体で、行政などに影響力を持っています。
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