【芸能】片岡凜「お芝居がどんどん好きに」 芽生えた欲と原点であるSNSへの思いも語る

【芸能】片岡凜「お芝居がどんどん好きに」 芽生えた欲と原点であるSNSへの思いも語る

片岡凜さんのお芝居に対する情熱が感じられますね。SNSなどの技術が進化しても、原点を忘れずに活動されている姿に尊敬の念を抱きます。

●「自分の表現で人の心を動かしたい」という欲も芽生えた
現在放送中の連続テレビ小説虎に翼』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で女子高生・森口美佐江役を演じ、朝ドラ初出演を果たした片岡凜。デビューから約2年半、作品を重ねていく中で演じることがどんどん好きになってきているという。片岡にインタビューし、今の女優業への思いや、原点であるSNSへの思いなど話を聞いた。

片岡は、2021年4月に開設したTikTokとInstagramが注目を浴び、同年末に芸能事務所・フラームに所属。2022年に優里「レオ」のミュージックビデオで女優デビューし、同年放送されたドラマ初出演作『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS)をはじめ、次々とドラマに出演している。

女優業に対する思いを尋ねると、「お芝居がどんどん好きになっています。最初も楽しかったですが、その楽しさがどんどん増していて、お芝居に対して魅力を感じるばかりです」と答え、「現場に立ってお芝居している瞬間が本当に楽しくて。自分じゃない誰かになって演じている時が一番楽しいです」と目を輝かせた。

特に大きな経験になったと感じている作品はドラマデビューとなった『石子と羽男』とのことで、「当時は経験がゼロですべてが初めてで、失うものがなく吸収して得ることばかりだったので、一番印象に残っています」と振り返る。

妊娠している女子高生役を好演した『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS/23)など、作品を重ねていき、『虎に翼』で事務所に所属する前から目標に掲げていたという朝ドラ初出演を果たした。

「役者にとって朝ドラは大きな舞台だと感じていて、ずっと目標にしていたので本当にうれしかったです。たくさんの方に見ていただきたいですし、何か新しいスタートになれたらいいなと強く思っています」

昨年10月に20歳になってからの変化を尋ねると、「お芝居をしていろんな人に見ていただくというのがどういうことなのか、自分の中で考え方が少しずつ変わってきました」と回答。

「以前は純粋にお芝居が好きだったのが、今は『もっと芝居がうまくなりたい』『自分の表現で人の心を動かしたい』といった欲が出てきて、私の演技を見て涙が出たり笑ってくれたり、ちょっとでもそういうことができる役者さんになりたいという気持ちが強くなりました。そういう風に考えるようになってから、人が自分のお芝居を見てどう感じているのか、より細かく考えるようになりました」

また、『虎に翼』で今まで演じたことのない新鮮な役柄を演じたことで、「もっと幅広くいろんな役を演じたいという気持ちが強くなりました」と語り、今後について「いろんな作品に出演して、少しでも多くの方に私のことを知っていただきたいというのが一番の目標です」と抱負を述べた。

ちなみに、20歳になってもお酒はまだ1回も飲んでいないそうで、「20歳になってすぐ両親と乾杯する方がいますが、私はまだなくて。最初は父と飲みたいなと思っています」と話した。

●ファンの言葉に喜び「もっと頑張ろうと思える原動力に」

デビュー前からSNSで注目を集めていた片岡。一つ一つの投稿に対して多くのコメントが寄せられており、「いろんな方が見てくださっていてうれしいです」と喜んでいる。

そして、「SNSは私の中でいまだにすごく大事なツールです。一番最初はTikTokから始めましたが、SNSをきっかけに私のことを知ってくださる方もいますし、私の思いや感じたことを表現して見ていただけるとても大切な場所になっています」とSNSの重要性を語る。

発信する際に意識していることを尋ねると、「あまり考えていませんが、共有したいことを生の声で届けるように心がけています」と答えた。

Xは口語を用いる人が多いが、片岡は文語でしっかりと自身の思いや考えを投稿。「小さい頃から文章を書くのが好きで、ずっと小説を書いているのですが、その影響が大きいのかなと。小説は小学校の時は毎日書いていて、今もたまに書いています」と話し、いずれ小説を出したいという目標があるのか尋ねると、「いえいえ! 本当に趣味程度です」と否定した。

SNSに寄せられるファンの言葉は大きな励みになっているという。

「デビュー当時から応援してくださっている方々がたくさんいて、いただくメッセージが本当に温かくて、それが一番の励みに。お仕事もっと頑張ろうと思える原動力になっています。オンエア後に『お芝居よかったよ』と言ってくださったり、『凜ちゃんの芝居に救われた』という言葉もいただくので、すごく幸せだなと思いますし、私のお芝居を見ていろいろ感じてほしいなという思いがもっと強くなりました」

また、「凜ちゃんイベント開いて」「凜ちゃん会いたい」というメッセージも多く寄せられているそうで、「うれしいですね」とにっこり。ファンイベントの開催を考えているのか尋ねると「まだわかりませんが、素敵だなと。いつかお会いしたいなという思いはあります」と話した。

そして、ファンに向けて「いつも温かいメッセージをくださってありがとうございます。いろいろな作品に出演して、よりいいお芝居をしていきたいと思っているので、楽しみに待っていていただきたいです。これからもいっぱい応援していただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

■片岡凜
2003年10月6日生まれ、群馬県出身。2021年4月に開設したTikTokとInstagramが注目を浴び、同年末に芸能事務所・フラームに所属。2022年2月にシンガーソングライター・優里のミュージックビデオで女優デビューし、雑誌のグラビアなどにも出演。2022年に『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS)でドラマデビュー。その後、『ボーイフレンド降臨』(22/テレビ朝日)、『リエゾン-こどものこころ診療所-』(23/テレビ朝日)、『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(23/TBS)、『柚木さんちの四兄弟。』(24/NHK)などに出演。
(酒井青子)

画像提供:マイナビニュース

(出典 news.nicovideo.jp)

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