【芸能】水谷千重子“マツコ似”浜ローズと明治座で歌う マイクで頭を叩いた「赤坂の乱」を振り返る

【芸能】水谷千重子“マツコ似”浜ローズと明治座で歌う マイクで頭を叩いた「赤坂の乱」を振り返る

「赤坂の乱」のパフォーマンス、マイクで頭を叩くとは斬新ですね!舞台での演出も見逃せない要素の一つですね。

 かつては「北陸のひばり」と呼ばれ、二葉菖仁の秘蔵っ子演歌歌手である友近似の水谷千重子が3日、東京・明治座にて『水谷千重子の宴ジョインコンサート』を開催し、マツコ・デラックス似の浜ローズと3年ぶりの共演で「まそおの月」を歌唱した。

【写真あり】水谷千重子&浜ローズが明治座でデュエット!

 水谷は、先日、芸能生活50年にして二葉菖仁音楽出版から創立115年目を迎えた演歌の老舗コロムビアレコードに移籍を発表したばかり。2日にコロムビアレコードからの第1弾リリースとして、盟友・浜ローズとの幻のデュエット曲「まそおの月」と水谷千重子の新境地となる歌謡曲「あまえたって駄目さ」を配信。「まそおの月」は約30年前のバブル絶頂期にリリースが決まっていたものの、水谷と浜ローズが距離を置くきっかけとなった“赤坂の乱” の影響で、リリースが中止となり、幻のデュエット曲となっていた。

 2021年の水谷の明治座公演にて共演を果たしたことにより、長年の沈黙を破り再び動き始め3年の月日を経て、2日に配信リリースとなった。「あまえたって駄目さ」は二葉菖仁の一番弟子・二葉慶太郎による最新楽曲で、現代社会に光を灯す内容の、水谷にとっては新境地となる歌謡曲となっている。

 3日に行われたコンサートで、水谷は「あまえたって駄目さ」のジャケットにもなっている「BAKAITTERU」と入ったモノグラム風の着物で「今日はようこそ!」とあいさつしながらステージに登場。オリジナル曲「千重子のウインク」でステージをスタートし、ステージを左右に動きながら「曇りのち…」を続けて歌唱した。「みなさんようこそ。うれしいですね。ありがとうございます。今回は明治座さんで初の宴ジョインコンサートということで、宴のようなコンサートをやりたいなということで、第1回目になります」とあらためてあいさつすると、友人の友近が出演していた朝ドラブギウギ」の主題歌「ハッピー☆ブギ」を歌唱した。

 その後、新曲に関して「さて、次はなんと昨日配信が始まった「あまえたって駄目さ」を披露させていただきたいと思います。この曲はすごく強い女性の曲で、あーだこーだ裏で文句言うんだったらそこで立ち向かって、世の中ちゃんと生きていこうよというメッセージが込められた曲でございます」と紹介し、配信したばかりの「あまえたって駄目さ」を歌唱。「ちょっとかっこいい曲調でしょ。二葉慶太郎先生にちょっと強い女性の曲を書いてくださいとお願いしたら、とてもイメージ通りの曲ができたんで、大事に歌っていきたいと思います」と話した。

 その後、さらにダンサーを従え、KUWATA BANDの「スキップビート」を歌唱して前半が終了。さだまさしとのジョインをエンジョイした後の中盤、「昨日、新曲がリリースされて、配信が始まったその歌を歌いたいと思いますから、呼び込みたいと思います。浜ローズちゃんどうぞー」と浜ローズを呼び込むと、ローズは黒のシルクの衣装でステージに登場。水谷は「浜ローズが、千重子のところに来てくれるのはすごいことなのよ」と話すと、ローズも「そうなのよ、30年間口をきいてなかったのよ」と水谷とともに水谷のデビュー20周年パーティーで起こったトラブル「赤坂の乱」のことを説明した。

 会場の赤坂プリンスホテルをニューオータニと勘違いし、不機嫌のまま会場に来た浜ローズに水谷が怒って、マイクで浜ローズの頭を叩いた一件を披露。ローズは「それで50周年を機に呼んでくれたわけよ」と競演のきっかけを説明。その後、浜ローズは「初めて人前で歌う曲」と紹介して「真夜中のドア~Stay with me~」を披露した。

 水谷が再登場すると、浜ローズが客席のペンライトをオレンジ色にしようと呼びかけ、客席のペンライトが全部オレンジ色になると、水谷が「配信が始まったばかりだから、ぜひ聴いてください。浜ローズちゃんとのデュエット曲です」と紹介し、2人は息の合った歌唱で「まそおの月」を歌唱。水谷は「でもリリースした後に歌えるのは気持ちいいわね。みんなが少しでも知ってくれているから」と感想を話した。浜ローズも「聴いてない人は今日帰ったらすぐに、娘さんや息子さんやお孫さんにやり方を聞いて聴いてね」と促した。

 ステージはその後、サンドウィッチマンの伊達みきお似の萬みきおとのジョインなどもはさみ、本編を終了。その後、大きな拍手によってアンコールに登場した水谷は「千重子は福井県出身で越後前舞踊という喜びの舞いがあります。焼き豆富を持って踊ります。そのあと、豆富開きをしたいと思います。」と、焼き豆富をもって越後前舞踊を舞ったあと、観客の健康とご多幸を祈って豆富開きを披露した。

 アンコールの後は「皆さんが応援してくれるのであれば、また2回3回とこのコンサートも続けていきたいと思います。そしてまたこの明治座に戻ってきたいと思います。合言葉は『I’ll be back!』。皆さん今日は本当にありがとうございました」と御礼を述べ、1,500名の観客を沸かせて幕を閉じた。

『水谷千重子の宴ジョインコンサート』の模様

(出典 news.nicovideo.jp)

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