【芸能】令和ロマン・くるま、“特に憧れる芸人”明かす「1番スゴい！」コンビ名にも影響「面白さだけで芸能界を上っていった」

　「しくじり先生 俺みたいになるな！！」に、お笑いコンビの令和ロマンが登場。コンビ名の由来となった憧れの先輩芸人を明かした。

【映像】令和ロマン・くるま、特に憧れる芸人（20分頃～）

　有名人のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回は「M-1グランプリ2023」で王者に輝いた令和ロマン（高比良くるま、松井ケムリ）がしくじり先生として登場し、「テレビ出ない」発言の真相を告白した。

　授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、アルコ&ピース（平子祐希、酒井健太）、鬼越トマホーク（金ちゃん、坂井良多）、横山由依らが出演。

　昨年の「M-1グランプリ」でチャンピオンに輝くも、「テレビは基本的には出ない」と発言したことで物議を醸した令和ロマン。世間からは「テレビはオワコンだと思ってる生意気な若手芸人」と批判の声も上がっており、吉村らも「そのイメージはありますよ」と共感した。

　これに対し2人は、「我々はテレビに向いていないとわかっているから、考えながら出演する番組を決めている」と釈明。さらに、ケムリは「我々がテレビに出てるおじさん芸人を下に見てるんじゃないかと思ってませんか？」と問いかけ、令和ロマンの本音として「昭和・平成の中年芸人たちが羨ましい」と告白した。

　令和ロマンは「特に憧れる芸人」として、吉村の名前を挙げた。くるまは「僕らの世代って、ネタをやるかテレビに行くかで、劇場も勢いがなかった。吉村さんの頃は劇場が満員で、女子高生がワーって来る時代」と当時のお笑い界を振り返り、「その時代でちゃんとウケて、キャーキャーもされて。破天荒というキャラで、面白さだけで1個ずつボルダリングみたいに芸能界を上っていった。そんな人が1番スゴい！」とべた褒め。

　さらに、くるまはコンビ名にも言及し「（平成ノブシコブシの）後を継いで”令和ロマン”にしてる」と告白。2人が旧コンビ名だった頃、徳井健太から改名を提案されたため、徳井と吉村に許可をもらって次の元号を入れることにしたという。

　このエピソードに、澤部や平子は「めっちゃ好きじゃん！」「直属じゃんか」と驚き。先ほどまで令和ロマンとの距離があった吉村も、心が洗われたように態度が一変し、笑いを誘った。

　また、ケムリは「澤部さんにもめちゃくちゃ憧れてます」と告白。「澤部さんってネタでテレビに出てきて、たまたまテレビ出たらめちゃくちゃ面白かった稀有な例。本当に天才だったんです！」と熱弁した。澤部は途中までまんざらでもない顔をしていたものの、「くるまが何も言ってない」とボソリ。「くるまに言われたい！」とボケて、スタジオの笑いを誘っていた。

※高比良の高は正式には「はしごだか」