【消滅】テレビドラマがNetflixに踏み潰されて終わりそう

【消滅】テレビドラマがNetflixに踏み潰されて終わりそう

ギャラは地上波の「5倍」 撮影期間は「倍以上」 Netflix躍進で「テレビドラマ界」に上がる悲鳴
 Netflixは撮影期間がテレビドラマの2倍以上はある。1クール(3カ月)放送するテレビドラマは撮影期間も約3カ月だが、Netflixのドラマは10…
(出典:デイリー新潮)
Netflix(ネットフリックス)は、アメリカ合衆国のオーバー・ザ・トップ・コンテンツ・プラットフォーム。 1997年にリード・ヘイスティングスとマーク・ランドルフによって、カリフォルニア州スコッツバレーで設立された。カリフォルニア州ロスガトスに本社を置くNetflix, Inc…
168キロバイト (21,328 語) - 2024年8月28日 (水) 11:22
ドラマに限らずNetflixは潤沢な資金があるから、アニメも日本発のものでもNetflixオリジナルとして制作できる。

1 征夷大将軍 ★ :2024/09/01(日) 12:43:36.12 ID:Dib+tpCr9

デイリー新潮2024年09月01日
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/09010901/

オリジナルドラマ「地面師たち」(全7話)が大ヒット中のNetflixに、テレビドラマが俳優を奪われている。Netflixの制作費とギャラは、ともにテレビドラマの約5倍以上あるからだ。CM収入が伸びていないため、テレビドラマの制作費とギャラはここ5年ほど据え置かれている。このままだとテレビドラマ界は深刻な事態に陥る。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】

芸能事務所にとってNetflixの存在は光明だ。仕事が増え、収入もアップしたからだ。

1997年に米国で生まれたNetflixが、日本でサービスを開始したのは2015年。同年には、桐谷美玲(34)が主人公の下着メーカーのOLに扮したドラマ「アンダーウェア」も制作した。その後も実写のドラマ、映画を年間2ᦉ;8本つくっている。

しかもNetflixの経済感覚は米国式なのか、気前がいい。テレビドラマの場合、プライムタイム(午後7ᦉ;同11時)の1時間作品の制作費は1回当たり平均3000万円だが、Netflixの1時間作品の制作費はその約5倍。1億円を軽く突破している。

ギャラも約5倍。テレビドラマの場合、主演俳優のギャラは1時間作品で1回当たり100万円台半ばから300万円程度だが、Netflixの1時間作品に主演すると、ギャラは1000万円を軽く超える。

「地面師たち」にチンピラヤクザのオロチ役で出演したお笑いコンビ・マテンロウのアントニー(34)もギャラは良かった。

アントニーは8月25日、読売テレビと中京テレビが制作するローカル情報番組「上沼・高田のクギズケ!」に出演。MCの上沼恵美子(69)から「Netflixってギャラええんや思うんですよ。だから、役者さんの目の輝きが違う」と水を向けられると、「僕レベルで『あっ、こんなもらえるんだ……』」と、打ち明けた。

テレビドラマの場合、5、6番手の俳優のギャラは1回当たり10万円から20万円程度。この金額では生活に困ってしまいかねないから、俳優たちはやむなくほかの作品と掛け持ちをする。

このところ俳優の掛け持ち出演が増えたが、一番の理由はテレビドラマのギャラが安いからである。中堅以下の俳優を担当するマネージャーは、いかに割のいい仕事をさせるかに頭を悩ませている。NHKは景気に左右されないものの、ドラマのギャラは民放の約半分。どの局もテレビドラマの仕事は厳しいのだ。

一方でNetflixは制作費がふんだんにあるから、豪華キャストも実現できる。「地面師たち」には綾野剛(42)、豊川悦司(62)、小池栄子(43)、染谷将太(31)、リリー・フランキー(60)、池田エライザ(28)と主役級の俳優が揃った。今のテレビドラマでは不可能だろう。

■金でテレビ界は勝てない
2月に配信されると世界的ヒットとなった「忍びの家 House of Ninjas」には賀来賢人(35)、江口洋介(56)、高良健吾(36)、木村多江(53)、柄本時生(34)、吉岡里帆(31)、山田孝之(40)、宮本信子(79)らが出演。やはりテレビドラマではこの布陣を敷けないはずだ。

Netflixは今後も話題作、大作の配信を控えている。まず9月19日には1980年の女子プロレス界を描いた「極悪女王」を配信開始する。主人公のダンプ松本役はゆりやんレトリィバァ(33)。ライオネス飛鳥役は剛力彩芽(32)が演じる。東出昌大(36)との不倫問題で一時は世間から猛批判を浴びた唐田えりか(26)が長与千種に扮する。

「新幹線大爆破」もある。故・高倉健さんが主演した名作映画のリメイクだ。健さんから寵愛された草なぎ剛(50)が主演し、「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督(58)がメガホンを執る。美術費などの問題から、これもテレビドラマ化は不可能だろう。配信時期は今後決まる。

まだある。第1作の「ゴジラ」(1954年)を撮り、無冠の巨匠と呼ばれた本多猪四郎監督による隠れた名作「ガス人間第一号」(1960年)をリメイクする。配信時期の発表はこれから。小栗旬(41)と蒼井優(39)が出演する。

この2人の顔合わせも今のテレビドラマでは難しいのではないか。ギャラの問題より、制作環境が問われるからだ。蒼井は近年、テレビドラマの仕事を減らしている。

Netflixは撮影期間がテレビドラマの2倍以上はある。1クール(3カ月)放送するテレビドラマは撮影期間も約3カ月だが、Netflixのドラマは10回分を半年以上かけて撮る。時間がたっぷりあるから、俳優は監督と議論を行いながら撮影に臨める。俳優側には魅力だ。

Netflixが2022年に配信し、満島ひかり(38)と佐藤健(35)が主演した「First Love 初恋」(全9話)の場合、撮影に約1年も費やされた。テレビドラマの約4倍の時間だ。その分、高く評価された。

※以下出典先で

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