ダウンタウン松本人志が、自身の性加害疑惑を報じた「週刊文春」と文藝春秋社に対して5億5000万円の損害賠償請求を求めた裁判は、11月8日に「訴え取り下げ」で終結した。
松本の芸能界復帰へ周囲が騒がしくなるなか、本誌は“キーマン”を直撃取材した。
11月下旬の肌寒い夜、憔悴しきった様子でとぼとぼ歩くスピードワゴン小沢一敬。小沢は松本に対し、飲み会での女性をアテンドしていたと報じられ、1月9日から芸能活動を自粛している。
金髪はボサボサ、白髪交じりの無精ひげも伸び放題で、一気に老けた様子だ。都内の焼き肉店に入っていった小沢は、3時間後マネージャーと一緒に出てきた。
――松本さんが訴訟を取り下げましたが、小沢さんの復帰の予定は?
本誌記者がこう尋ねると、小沢は目を見開いて固まり、「急には困ります。ごめんなさい」とマネージャーが答えた。その後、何を質問しても小沢は無言。代わりに答えたマネージャーは「事務所を通してください」の一点張りだった。
本誌が小沢の所属事務所に「活動再開の予定」「松本の復帰をどう思うか」などを質問したところ、「私どもからお話しすることはありません」とだけ回答があった。
見違える姿で現われた小沢だが、今後の復帰の見通しは立っているのだろうか。ある芸能事務所関係者は「小沢さんは復帰する気満々と聞いています」と話すものの、「その道のりは相当厳しい」との見方だ。
「マネージャーと食事をしていたということは、復帰に向けて話し合いをしていたと思って間違いないでしょう。ただ、松本さんが来年からテレビに復帰したとして、小沢さんにも仕事が来るかと言えば、それは違います。
小沢さんは基本イジられキャラなので、誰かにイジられてこそ引き立つ。でもそんな芸風の人は、今のお笑い界では代わりはいくらでもいます。
愛の手を差し伸べるなら松本さんしかいないわけですが、仮に松本さんがテレビで小沢さんをゲストに呼ぶと疑惑の話を避けて通れない。テレビ局とスポンサーがそれを許すかどうかはわかりません」
松本が仮にテレビ界に舞い戻ったとしても、そこに小沢の席はあるだろうか。焼肉店の外の喫煙スペースで、一人煙草を吸っていた小沢の表情は険しく見えたが……。
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